natural-ring コイデなきもち。。。

自然とのつながりを感じていたい。日常で出会った環な気持ちを綴ります。

里山キッズ

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今日は、町田市忠生のお寺の森で、小学生の

放課後の遊び場提供として、里山をフィールドに、

遊んだり、草刈りや落ち葉かきや、木の伐採という

里山保全活動を通し、自然と触れ合い、里山と人との

関わりを感じてもらいたいという目的で始めた

里山キッズ活動。今年で8年目を迎える今日は、

小学1年~5年生まで、29名もの子どもたちが

やってきました。

 

今日の活動は、5月25日に、お寺が経営している

保育園で行われる春まつりの「しぜん谷マーケット」に、

里山キッズもPRを兼ねて参加するため、子どもたちと、

マーケットに出店する商品づくりを行いました。

 

小枝を薄くノコギリで切り、紙やすりをかけ、

ドリルで穴をあけ、絵を描いて出来上がり。

素敵なボタンが完成。

 

子どもたちが描く絵は、すごく独創的だし、

糸を通すボタンの穴を鼻にみたてて顔を

描いたり。感性が高いと改めて思う次第。

 

今年入学したての小学校1年生も、左手に

軍手をはめて、一生懸命ノコギリで小枝を

スライス。一人で切れたと喜び、何度も

挑戦する子どもたち。

たくさん売れたら、おやつのお菓子がグレード

アップするかも?と言うと、みんな真剣に物づくりに

励んでいました。

 

出来上がったボタン、マーケットでは子ども

たちが店員となって売ります。きっと真剣に

売り切れるまで声を出しつづけることでしょう。

 

さて、完成したボタンの売値も子どもたちで決めました。

いくらで売ろう?という問いかけに、みんな100円!

50円!という意見。結局、ボタンは1個だけ買うわけ

ないから、1個30円で、ボタンの穴に髪留め用の

ゴムを結んだのは30円ということに。

 

今日の活動で、里山で伐採した木の枝を捨てずに

うまく利用するということと、自分で商品を作る

楽しみと、それを売ることで、おやつが豊かになる

というつながりを感じてもらえたらと思います。

 

1年生から参加し、今年5年生になった男の子。

最後の締めとして、今日の感想をしゃべってもらったら、

昨年度までは、親が活動を見守ることがなかったのですが、

今年は1年生のお母さんが6人ほど見に来られていた

ことを気付いて、色々手伝ってくれてありがとうございました

と挨拶。スタッフ一同、しっかり成長していて、お兄さんの

役割を感じているんだなと、感慨深いものがありました。

 

ただ、今年度は小学1年生の参加が非常に多く、スタッフが

足りないのが大きな課題。

どなたか、一緒に里山で子どもたちと遊んでくれる方

おりませんでしょうか。。。