スズメバチトラップ
ブルーベリーの実がたわわに実り、コスモスが咲き始めるのを見ると、暑かった夏も終わりに近づいた感じがします。里山ではシオカラトンボが姿を消し、アキアカネが群れをなして野原を飛び回っています。
今日も、町田市成瀬の林で、子どもたちと生き物探しをしながら楽しいひと時をすごしました。
ただ、これからの時期、スズメバチが攻撃的になるため、里山あそびも安心していられません。成瀬の保育園は林と離れていて、毎日行くこともないので、まだ安心なのですが、自分がもう一つ通っている町田市忠生の保育園は、林に囲まれているため、園児はスズメバチと毎日のように遭遇しています。そんな心配もあり、午後は忠生の保育園に移動し、スズメバチトラップをしかけてみました。
トラップに用意したのは、砂糖300グラム、水1リットル、カルピス、グレープジュース、お酢とお酒少々。すれを2リットルのペットボトルに入れてシェーク。
ほどよく混ざったら、ペットボトル8本に分け、スズメバチが入れるように穴を空けて完成。トラップの液を小分けにしていると、部屋には甘酸っぱい芳醇な香りが漂います。
トラップが完成したら、後はスズメバチが見つけてくれそうな適当な木にしばりつけます。うまくいけば、匂いに誘われ、穴から中に入ってくれます。一度入ったら、トラップ液に羽が濡れ、飛べなくなってしまいます。来月、どれだけ入っているでしょうか。
生き物を大切にしようと日ごろ子どもたちに教え、スズメバチに出会った時はどうするかもしつこいほど伝えているのですが、いくら伝えても、きっとそのような状況に遭遇すればきっと手ではらったり逃げたりするのでは?と思います。
スズメバチには申し訳ないけれど、園児と接する距離があまりにも近い場所であるので、ここはおとなしくトラップにかかってほしいと思います。
8か所しかけたトラップ。次に自分が訪れるのは10月。来月どれほどスズメバチがトラップに入っているか、楽しみです。